72AM91|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
骨盤の造影写真を別に示す。 正しいのはどれか。

解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
子宮腔から左右卵管と腹腔へ造影剤が流出する子宮卵管造影像を同定します。
解説
画像では中央の三角形の子宮腔から左右の細い卵管が造影され、卵管采側から腹腔へ造影剤が流出しています。子宮卵管造影は不妊症診療で子宮腔の形態と卵管通過性を調べる検査です。
選択肢の確認
1
1.尿管が描出されている。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 骨盤側壁へ弧状に延びるのは卵管であり、腎盂から膀胱へ下行する尿管の描出ではありません。
2
2.造影6時間後の撮影である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 子宮口から造影剤を注入しながら透視・撮影する検査で、6時間後の遅延像ではありません。
3
3.不妊症の検査として行われる。
判定:正答(記述は正しい)。 子宮腔の異常と左右卵管の閉塞・通過性を評価するため、女性不妊の原因検索に行われます。
4
4.アレルギー歴の確認は不要である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ヨード造影剤の使用可能性があるため、過去の造影剤反応やアレルギー歴の問診は必要です。
5
5.経尿道的にカテーテルが挿入されている。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 カテーテルは膣から子宮口を通して子宮腔側へ挿入され、尿道からではありません。
覚えるポイント
- 三角形の子宮腔、左右卵管、腹腔流出は子宮卵管造影の三徴です。
- HSGの主目的は子宮腔形態と卵管通過性の評価です。
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