72AM30|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
消化管出血シンチグラフィで正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
標識赤血球・アルブミンを長時間追跡することで、間欠性消化管出血を捉える検査です。
解説
消化管出血シンチグラフィでは99mTc標識赤血球または99mTc-HSAなど血液プール内に留まる製剤を静注し、経時的に腹部を撮像します。標識赤血球は長時間追跡できるため、撮像中に断続的に生じる低流量出血も検出できることが長所です。必要に応じてSPECT/CTで部位同定を補います。
選択肢の確認
1
1.99mTc - PMT を用いる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 99mTc-PMTは肝胆道系へ排泄される肝胆道シンチグラフィ製剤で、血管外漏出を追う血液プール製剤ではありません。
2
2.SPECT 撮影は必要ない。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 平面経時像が基本ですが、出血部位の三次元的位置確認にSPECT/CTが有用な場合があり、不要と断定できません。
3
3.間欠的な出血を検出できる。
判定:正答(記述は正しい)。 長時間血中に留まる標識赤血球を反復撮像できるため、持続していない出血も発生時に描出できます。
4
4.成人では 37 MBq を投与する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 成人投与量として37 MBqは低すぎ、一般に数百MBq程度の99mTc標識製剤を用います。
5
5.負荷検査ではカプトプリルが用いられる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 カプトプリル負荷は腎血管性高血圧を評価する腎動態シンチグラフィで用い、消化管出血検査では使いません。
覚えるポイント
- 消化管出血=99mTc-RBC/HSAを経時撮像、肝胆道=99mTc-PMTです。
- 血液プール製剤の長い観察時間が間欠性出血検出につながります。
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