72AM31|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
センチネルリンパ節シンチグラフィで正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
センチネルリンパ節検査の粒子性製剤、腫瘍近傍投与、手術時ナビゲーションという目的を押さえます。
解説
センチネルリンパ節は原発巣から最初にリンパ流を受けるリンパ節です。99mTc-フチン酸などのコロイド・粒子性製剤を腫瘍周囲、皮内または乳輪周囲などへ局所投与し、リンパ路に沿って最初に集積する節を撮像・術中プローブで同定します。転移の有無から郭清省略や範囲を判断する検査です。
選択肢の確認
1
1.99mTc - フチン酸を用いる。
判定:正答(記述は正しい)。 局所投与後にリンパ管へ移行し最初の所属リンパ節へ捕捉される粒子性製剤として用いられます。
2
2.乳癌の悪性度評価に用いられる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 目的は最初のリンパ節への転移評価・同定で、原発乳癌そのものの組織学的悪性度を測る検査ではありません。
3
3.リンパ浮腫の診断に用いられる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 リンパ浮腫ではリンパ流や側副路をみるリンパシンチグラフィを行い、センチネル節同定とは目的が異なります。
4
4.放射性医薬品を静脈内に投与する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 静注すると全身血流へ入ってしまうため、腫瘍周囲や皮内などリンパ流へ入る局所へ投与します。
5
5.定量評価として肝臓との集積比を求める。
67
判定:正答ではない(記述は誤り)。 肝集積との比を定量する検査ではなく、最初に流入するリンパ節の位置を画像とプローブで確認します。
覚えるポイント
- センチネル=腫瘍から最初のリンパ節、粒子性99mTc製剤を局所投与します。
- 悪性度評価ではなく、所属リンパ節転移のステージングと郭清範囲決定が目的です。
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