73PM32|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
センチネルリンパ節シンチグラフィで正しいのはどれか。2つ選べ。
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正解: 1・4
正答
1・4
この問題のポイント
センチネルリンパ節は原発巣からのリンパ流が最初に到達する所属リンパ節で、郭清範囲の意思決定に用います。
解説
悪性黒色腫や乳癌などで、原発巣周囲へ99mTc標識コロイドまたはフィチン酸を皮下・皮内などに投与します。薬剤は局所からリンパ管へ入り、最初のリンパ節に捕捉されます。その位置と生検結果から、不必要な広範囲郭清を避ける判断に役立ちます。
選択肢の確認
1
1.悪性黒色腫に用いられる。
判定:正答(記述は正しい)。 悪性黒色腫はセンチネルリンパ節生検の代表的適応疾患です。
2
2.99mTc−MDP を使用する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 99mTc-MDPは骨シンチ用リン酸化合物で、リンパ節マッピングにはコロイド、フィチン酸、HSAなどを用います。
3
3.放射性薬剤を静脈注射する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 原発巣周囲の皮内・皮下などに局所投与し、静脈内に投与しません。
4
4.リンパ節郭清範囲を決定するのに役立つ。
判定:正答(記述は正しい)。 センチネルリンパ節の転移有無は、所属リンパ節郭清を追加するかどうかの判断に役立ちます。
5
5.投与した薬剤は大循環を循環したのちにセンチネルリンパ節に集積する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 投与薬は大循環を経由するのではなく、局所のリンパ流に沿って最初のリンパ節へ到達します。
覚えるポイント
- センチネル法=原発巣周囲に局注→リンパ管→最初のリンパ節です。
- 代表適応は乳癌と悪性黒色腫です。
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