73PM31|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
認知症の核医学検査で正しいのはどれか。2つ選べ。
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正解: 4・5
正答
4・5
この問題のポイント
認知症の核医学では、脳血流、ドパミントランスポータ、心臓交感神経機能を別の検査で評価します。
解説
123I-イオフルパンSPECTは線条体のドパミントランスポータを描出し、Lewy小体型認知症で低下を示します。123I-MIBG心筋シンチはLewy小体型で心臓集積が低下する一方、Alzheimer型では一般に保たれるため鑑別に役立ちます。
選択肢の確認
1
1.123I−IMP投与3時間後の画像で診断する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 123I-IMP脳血流SPECTは投与後早期、通常約15〜30分程度の分布を用い、3時間後像を標準的に診断するのではありません。
2
2.99mTc−ECDの投与は肺からの吸入である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 99mTc-ECDは静脈注射して脳血流に応じた分布を得る製剤で、肺から吸入しません。
3
3.123I−イオマゼニルは前頭側頭型認知症の診断に用いられる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 123I-イオマゼニルは中枢性ベンゾジアゼピン受容体を描出し、主にてんかん焦点評価に用いられます。
4
4.123I−イオフルパンはLewy〈レビー〉小体型認知症の診断に用いられる。
判定:正答(記述は正しい)。 123I-イオフルパンは線条体ドパミントランスポータを評価し、Lewy小体型認知症の診断支援に用いられます。
5
5.Alzheimer〈アルツハイマー〉型認知症では123I−MIBGの心臓集積が保たれる。
判定:正答(記述は正しい)。 Alzheimer型認知症では心臓交感神経が比較的保たれ、123I-MIBG心臓集積も通常保たれます。
覚えるポイント
- Lewy小体型:イオフルパン線条体集積低下・MIBG心臓集積低下です。
- Alzheimer型ではMIBG心臓集積が保たれることが鑑別点です。
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