72AM26|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第72回

心臓核医学検査における心電図同期撮影法で正しいのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

心電図同期でR-R間を複数時相へ分ける目的と、計数統計とのトレードオフを理解します。

解説

心電図同期SPECTでは各心拍のR波を基準にR-R間隔を通常8または16フレーム程度へ分け、同じ時相の計数を多数心拍で加算します。拡張末期容積と収縮末期容積から LVEF=(EDV−ESV)/EDV を求め、壁運動や壁厚増加も評価できます。時相数や画素数を増すほど1区画当たりの計数は減るため感度が重要です。

選択肢の確認

1

1.R 波と R 波の間を 128 等分する。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 128分割では1フレーム当たりの計数が極端に不足し、一般的な同期心筋SPECTの8〜16分割とかけ離れます。

2

2.左室駆出率を求めることができる。

判定:正答(記述は正しい)。 拡張末期・収縮末期の左室容積を得られるため、左室駆出率を算出できます。

3

3.リストモードで撮影する必要がある。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 リストモードは後から再同期できる利点がありますが、心電図信号でフレームへ振り分ける収集も可能で必須ではありません。

4

4.1フレームの画素数を多くすると収集時間を短縮できる。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 画素数を増やすと各画素の計数が減り、統計精度を保つにはむしろ十分な収集時間が必要です。

5

5.使用するコリメータは感度よりも空間分解能を優先する。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 同期で計数を細分するため高感度を確保する必要があり、空間分解能だけを優先してコリメータを選びません。

覚えるポイント

  • LVEF=(EDV−ESV)/EDV×100%です。
  • 空間画素・心時相を細かくするほど、1区画当たりの計数は減少します。

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