74PM30|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第74回

心臓核医学の検査で正しいのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

心筋血流・脂肪酸代謝・交感神経を評価する核医学薬剤を正確に対応させます。

解説

⁹⁹ᵐTc-tetrofosminと⁹⁹ᵐTc-MIBI、²⁰¹TlClは心筋血流製剤で、負荷時と安静時の集積差から虚血を評価します。²⁰¹TlはNa-K ATPaseなどを介して能動的に取り込まれます。¹²³I-BMIPPは脂肪酸代謝、¹²³I-MIBGはノルアドレナリン類似体として心筋交感神経機能を評価します。

選択肢の確認

1

1.99 mTc−tetrofosmin は虚血評価に用いる。

判定:正答(記述は正しい)。 ⁹⁹ᵐTc-tetrofosminは心筋血流分布を画像化し、負荷検査で心筋虚血評価に用います。

2

2.99 mTc−MIBI は急性心筋梗塞巣に集積する。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 ⁹⁹ᵐTc-MIBIは生存心筋へ血流依存性に集積し、急性梗塞壊死巣そのものへ特異集積する薬剤ではありません。

3

3.201TlCl は受動拡散によって心筋に取り込まれる。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 ²⁰¹Tlはカリウム類似体としてNa-K ATPaseを介し心筋へ取り込まれ、単純な受動拡散ではありません。

4

4.123I−MIBG は心筋の脂肪酸代謝の評価に用いる。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 ¹²³I-MIBGは交感神経終末へ取り込まれる薬剤で、脂肪酸代謝評価には用いません。

5

5.123I−BMIPP は心筋の交感神経活性の評価に用いる。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 ¹²³I-BMIPPは分枝脂肪酸として心筋脂肪酸代謝を反映し、交感神経評価薬ではありません。

覚えるポイント

  • 血流=tetrofosmin/MIBI/²⁰¹Tl、脂肪酸=BMIPP、交感神経=MIBGです。
  • MIBGとBMIPPは名称が似るため、末尾G=神経、PP=脂肪酸と対応させます。

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