74PM31|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
骨シンチグラフィで正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
骨シンチの正常分布、年齢差、撮影時期、金属による減弱を確認します。
解説
⁹⁹ᵐTc標識リン酸化合物は骨形成・血流の亢進部へ集積し、投与約2〜4時間後に全身像を撮影します。小児では成長板で高集積を示します。骨粗鬆症は骨密度検査が基本で、骨シンチは一般的な定量診断法ではありません。体外から見たペースメーカ本体などの高密度金属はγ線を減弱し、局所的な欠損として見えることがあります。
選択肢の確認
1
1.腸管が描出される。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 正常な骨シンチでは主に骨格と腎・膀胱が描出され、腸管は通常の排泄経路ではありません。
2
2.骨粗鬆症の診断に有用である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 骨粗鬆症の標準診断はDXAなどの骨密度測定で、骨シンチは微細な骨量低下の診断に向きません。
3
3.小児では骨幹部の集積が高くなる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 小児で高集積となるのは成長の盛んな骨端線・骨幹端で、骨幹部全体ではありません。
4
4.ペースメーカは集積欠損像となる。
判定:正答(記述は正しい)。 ペースメーカなど高密度物体によるγ線の吸収・減弱で、投影像上の集積欠損を生じ得ます。
5
5.放射性医薬品投与後 72 時間以降に撮影する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 通常は投与約2〜4時間後に撮影し、72時間以降まで待つ検査ではありません。
覚えるポイント
- 骨シンチは投与約2〜4時間後、小児は成長板が高集積です。
- 骨粗鬆症はDXA、骨シンチは骨代謝亢進部の検出に用います。
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