74PM32|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
ガンマカメラの空間分解能について正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
平行多孔コリメータの空間分解能を、孔径・孔長・線源距離で判断します。
解説
ガンマカメラの総合空間分解能は固有分解能とコリメータ分解能で決まります。平行多孔コリメータでは孔径が小さく隔壁を含む孔長が長いほど分解能は良く、線源とコリメータの距離が大きいほど幾何学的ぼけが増えて悪化します。シンチレータを厚くすると斜入光子の位置不確かさが増え得ます。分解能はFWHMをmmで表します。
選択肢の確認
1
1.コリメータの厚さが厚いほど低い。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 コリメータが厚く孔長が長いほど受容角が狭くなり、一般に空間分解能は高くなります。
2
2.コリメータの穴径が小さいほど低い。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 孔径を小さくすると通過できる入射角が狭まり、分解能は高くなりますが感度は低下します。
3
3.シンチレータの厚さが厚いほど高い。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 シンチレータを厚くすると検出効率は上がる一方、斜入による位置ぼけで固有分解能は低下し得ます。
4
4.半値幅〈FWHM〉は百分率(%)で表す。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 FWHMは線応答・点応答の幅としてmmで表し、百分率で示す均一性とは異なります。
5
5.被写体 - コリメータ間距離が大きいほど低い。
判定:正答(記述は正しい)。 被写体とコリメータが離れるほど投影範囲が広がり、コリメータ空間分解能は低下します。
覚えるポイント
- コリメータは小孔径・長孔ほど高分解能、ただし低感度です。
- 被写体をコリメータへ近づけるほど分解能が良くなります。
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