73AM81|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
空間分解能が最も優れているのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
検出器の有感体積と二次元線量分布の記録能から空間分解能を比較します。
解説
ラジオクロミックフィルムは薄い感光層上に連続的な二次元線量分布を記録でき、スキャナ画素と拡散に制限される高い空間分解能を持ちます。容積を持つ電離箱や小素子のTLD・蛍光ガラスは、有感体積内の平均線量を読むため微細分布の分解能で劣ります。
選択肢の確認
1
1.蛍光ガラス素子
判定:正答ではない(記述は誤り)。 蛍光ガラス素子は小型化できますが、素子体積の平均値でありフィルムの連続二次元分布には及びません。
2
2.ファーマ形電離箱
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ファーマ形電離箱は水吸収線量の基準測定に適しますが、0.6 cm³程度の有感体積で線量を平均化します。
3
3.平行平板形電離箱
判定:正答ではない(記述は誤り)。 平行平板形電離箱は浅い深さに適しますが、電極面積内の平均でありフィルムより分解能が低いです。
4
4.熱ルミネセンス素子
判定:正答ではない(記述は誤り)。 熱ルミネセンス素子は点線量計として用いられますが、素子寸法が空間分解能を制限します。
5
5.ラジオクロミックフィルム
判定:正答(記述は正しい)。 ラジオクロミックフィルムはサブミリ級の二次元線量勾配を記録でき、列挙検出器中で空間分解能が最も優れます。
覚えるポイント
- 高勾配の小照射野では検出器の体積平均効果が重要です。
- フィルムは高空間分解能で二次元分布を得られます。
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