74PM29|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
F−FDG 腫瘍 PET 検査で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 5
正答
5
この問題のポイント
¹⁸F-FDGの代謝対象、撮影時期、前処置、正常排泄経路を整理します。
解説
¹⁸F-FDGはグルコース類似体で、細胞へ取り込まれリン酸化後に代謝捕捉されるため糖代謝を反映します。静注後は安静にして通常約60分後に撮影します。腎・尿路から排泄され、腎盂・尿管・膀胱に生理的集積を認めます。血糖管理と絶食が重要で、下剤は標準前処置ではありません。早期胃癌は空間分解能や生理的集積のため検出に限界があります。
選択肢の確認
1
1.アミノ酸代謝を評価する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 FDGはフルオロデオキシグルコースであり、アミノ酸ではなく糖代謝を評価します。
2
2.静脈注射後3日で撮影する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 物理的半減期が約110分なので、投与3日後ではなく通常投与約1時間後に撮影します。
3
3.早期胃癌の診断に有用である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 小さく表在性の早期胃癌は生理的胃集積などの影響もあり、FDG-PETの主要な有用対象とはいえません。
4
4.前処置として下剤を投与する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 標準前処置は絶食・血糖確認・安静であり、下剤投与を必須とはしません。
5
5.主な排泄経路は腎・尿路系である。
判定:正答(記述は正しい)。 FDGは糸球体濾過後に尿中へ排泄され、腎・尿路系が主な排泄経路です。
覚えるポイント
- FDG=糖代謝、投与後は安静にし通常約60分後に撮影します。
- 生理的高集積は脳・心筋・尿路など、主排泄経路は腎尿路です。
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