73AM32|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
F−FDG PET 検査で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
FDGの糖代謝集積を変化させる炎症、運動、絶食、待機時間を整理します。
解説
18F-FDGは悪性腫瘍だけでなく、活性化白血球が糖代謝を高める炎症部位にも集積します。通常は数時間の絶食と安静後に投与し、約60分後から撮像します。
選択肢の確認
1
1.炎症への集積は亢進する。
判定:正答(記述は正しい)。 炎症細胞もGLUT発現と解糖が亢進するためFDG集積が増加します。
2
2.投与前の運動は検査に影響がない。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 投与前の運動は骨格筋の糖取込みを高め、異常な筋集積と画質低下を生じます。
3
3.検査前2時間程度の絶食が必要である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 血糖とインスリンの影響を抑えるため、絶食は2時間ではなく通常5〜6時間程度必要です。
4
4.18F−FDG 投与後撮影を開始するのは約 15 分後である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 15分では分布が安定せず、全身腫瘍PETは通常投与約60分後に開始します。
5
5.入院患者の場合は 18F−FDG を病室で投与する場合がある。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 投与後の周囲への被ばくと放射線管理を考え、原則として所定のPET投与室で投与します。
覚えるポイント
- FDGは癌特異的ではなく、炎症にも集積します。
- 前処置は数時間の絶食・安静、撮像は投与約60分後が基本です。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。