73PM30|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
診断用シングルフォトン放射性医薬品の特性として望ましいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
診断用シングルフォトン薬には、目的臓器への高い集積、検出しやすいγ線、少ない薬理作用と適切な短半減期が求められます。
解説
良好な放射性医薬品は目的臓器・組織に高く集積し、背景となる非目的組織から速やかにクリアされることで高いコントラストを得ます。画像化に適した単一γ線エネルギーを出し、患者の不必要被ばくを避けるため半減期は検査に必要な範囲で短いことが望まれます。
選択肢の確認
1
1.薬理作用がある。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 トレーサ量で生理機能を観察するため、薬理作用はないか极めて小さいことが望まれます。
2
2.β− 線を放出する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 β−線は組織内でエネルギーを与えて被ばくを増やし、体外カメラによる診断画像には透過力のあるγ線が適します。
3
3.複数の γ 線エネルギーを持つ。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 複数のγ線エネルギーはコリメータ隔壁透過や散乱補正を複雑にするため、適度な単一エネルギーが望まれます。
4
4.半減期は長ければ長いほど良い。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 半減期が不必要に長いと検査後も体内照射が続くため、検査準備・撮像に十分な範囲で短いことが理想です。
5
5.目的とする臓器や組織に集積する。
判定:正答(記述は正しい)。 目的臓器や組織へ選択的に集積すれば、標的対背景比が高く診断に適した画像を得られます。
覚えるポイント
- 診断用放射性医薬品=標的高集積・低薬理作用・γ線・適切な短半減期です。
- 「長ければ長いほど良い」ではなく、製造から撮像までに必要な長さがあれば十分です。
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