76PM10|第76回 診療放射線技師国家試験 過去問
医用画像表示用モニタの品質管理で用いられるTG18-QC パターンを図に示す。 ビデオ特性要素はどれか。

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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、医用画像表示用モニタの品質管理で用いられる TG18-QC パターンの各要素を見分けます。
問われているのは ビデオ特性要素です。
図では、長い水平の白黒バー状パターンを示す イ がビデオ特性要素に該当します。
解説
TG18-QC パターンは、医用画像表示用モニタの日常的な品質管理に用いられるテストパターンです。
このパターンには、モニタの状態を目視で確認するための複数の要素が含まれています。
主に確認する内容は次の通りです。
- 輝度応答
- コントラスト
- 解像特性
- 幾何学的歪み
- アーチファクト
- ビデオ特性
- 表示むら
- 低コントラスト識別能
ビデオ特性要素では、急激な白黒の変化や水平バーを用いて、表示系の信号伝達に異常がないかを確認します。
たとえば、ビデオ信号や表示回路に問題があると、白黒境界の近くに次のような異常が出ることがあります。
- にじみ
- 尾引き
- ゴースト
- オーバーシュート
- アンダーシュート
- 水平方向のムラ
図の イ は、黒と白の長い水平バーとして描かれており、ビデオ信号の伝達や表示応答を確認するための要素です。
したがって、ビデオ特性要素は イです。
画像でまず見るポイント
TG18-QC パターンでは、中央部や周辺部に複数の確認用パターンがあります。
イ は長い水平の白黒バーで、表示信号のにじみや尾引きなどを確認するビデオ特性要素です。
ひっかけポイント
TG18-QC パターンには解像度確認用、階調確認用、低コントラスト確認用など多くの要素があります。
「ビデオ特性」は、細かい文字やグレースケールではなく、白黒の水平バー状パターンで確認します。
選択肢の確認
1.誤り。
アは上部の高コントラストパターンを示していますが、問われているビデオ特性要素ではありません。図中でビデオ特性要素として示される長い水平バーはイです。
2.正しい。
イは、長い水平の白黒バー状パターンを示しています。これはビデオ信号の伝達特性や表示応答の異常を確認するためのビデオ特性要素です。
3.誤り。
ウは右側の縦方向のグレースケール領域を示しています。階調や輝度応答の確認に関係する要素であり、ビデオ特性要素ではありません。
4.誤り。
エは中央付近の細かいパターン群を示しています。解像特性や表示の細部確認に関係しますが、ビデオ特性要素ではありません。
5.誤り。
オは中央下方の確認領域を示しています。低コントラスト識別や表示状態の目視確認に関係する要素ですが、ビデオ特性要素ではありません。
覚えるポイント
- TG18-QC パターンは医用画像表示用モニタの品質管理に用いられます。
- ビデオ特性要素では、白黒の急激な変化による表示異常を確認します。
- 図でビデオ特性要素に該当するのは イです。
- グレースケール領域は階調や輝度応答の確認に使います。
- 細かいパターン群は主に解像特性や表示の細部確認に関係します。
