77AM32|第77回 診療放射線技師国家試験 過去問
診療録等の電子保存の 3 原則に含まれるのはどれか。 2 つ選べ。
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正解: 4・5
正答
4、5
この問題のポイント
この問題は 2 つ選べ の問題です。
診療録等を電子保存する場合の 3 原則は、次の 3 つです。
- 真正性
- 見読性
- 保存性
選択肢の中にあるのは、4.見読性 と 5.真正性 です。
解説
診療録、画像、検査結果などの医療情報を電子的に保存する場合、紙の記録と同じように、必要なときに正確な情報として利用できることが求められます。
そのため、電子保存には 3 原則があります。
真正性
真正性とは、記録が正当な権限をもつ者によって作成され、改ざんされていないことを保証する性質です。
誰が、いつ、どのように記録したかが確認できることも重要です。
見読性
見読性とは、保存された情報を必要なときに人が読める形で表示・出力できる性質です。
電子保存していても、必要時に画面表示や印刷などで確認できなければ診療録として機能しません。
保存性
保存性とは、法令で定められた保存期間中、情報を消失・破損させずに保存できる性質です。
バックアップ、媒体管理、システム更新時の移行などが関係します。
ひっかけポイント
機密性、完全性、可用性は情報セキュリティの代表的な 3 要素としてよく出ます。
しかし、診療録等の電子保存の 3 原則は、真正性、見読性、保存性です。
選択肢の確認
1.誤り。
可用性は、必要なときに情報やシステムを利用できる性質です。
情報セキュリティでは重要ですが、診療録等の電子保存の 3 原則そのものには含まれません。
2.誤り。
完全性は、情報が正確で改ざんされていない性質を指します。
真正性と近い考え方を含みますが、電子保存の 3 原則として用いられる語は真正性です。
3.誤り。
機密性は、権限のない者に情報を見せない性質です。
医療情報管理では非常に重要ですが、電子保存の 3 原則そのものではありません。
4.正しい。
見読性は、保存された情報を必要時に読める形で表示・出力できる性質です。
診療録等の電子保存の 3 原則に含まれます。
5.正しい。
真正性は、記録が正しく作成され、改ざんされていないことを保証する性質です。
診療録等の電子保存の 3 原則に含まれます。
覚えるポイント
- 診療録等の電子保存の 3 原則は、真正性、見読性、保存性。
- 真正性は改ざん防止、作成者・作成時点の確認に関係する。
- 見読性は必要時に読める形で表示・出力できること。
- 保存性は保存期間中、情報を維持できること。
- 情報セキュリティの 機密性、完全性、可用性 と混同しない。