76AM49|第76回 診療放射線技師国家試験 過去問
DICOM で定義されている医用画像モニタの表示関数はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、DICOM で定義されている医用画像モニタの表示関数を問われています。
正答は **GSDF〈Grayscale Standard Display Function〉**です。
GSDF は、医用画像モニタでグレースケール画像を一貫して表示するための標準表示関数です。
解説
医用画像では、微妙な濃度差を正しく観察できることが重要です。
しかし、モニタによって輝度特性が異なると、同じ画像データでも表示の見え方が変わってしまいます。
そこで DICOM では、グレースケール表示の標準として GSDFを定義しています。
GSDF は、人間の視覚が識別できる輝度差を考慮し、画像信号値と表示輝度の関係を標準化するものです。
これにより、異なる医用画像モニタ間でも、できるだけ同じような階調で画像を表示できるようになります。
医用画像表示の品質管理では、GSDF への適合性、最大輝度、最小輝度、輝度比、均一性などが確認されます。
国家試験ではここを押さえる
DICOM の医用画像モニタ表示関数 = GSDFです。
LUT、MPPS、MWM などの DICOM 関連用語と混同しないようにします。
選択肢の確認
1.正しい。
GSDF は DICOM で定義されているグレースケール標準表示関数です。医用画像モニタの階調表示に関係します。
2.誤り。
LUT は look-up table の略で、入力値を別の出力値に対応させる変換表です。画像表示や階調変換で用いられますが、DICOM で定義される医用画像モニタの標準表示関数そのものではありません。
3.誤り。
MPPS は Modality Performed Procedure Step の略で、検査実施情報を管理・通知する DICOM サービスに関係します。モニタ表示関数ではありません。
4.誤り。
MWM は Modality Worklist Management の略で、検査予定情報を装置へ提供する仕組みです。医用画像モニタの表示関数ではありません。
5.誤り。
ガンマ 2.2 は一般的なディスプレイ表示特性で用いられることがありますが、DICOM で定義されている医用画像モニタの標準表示関数は GSDF です。
覚えるポイント
- GSDFは DICOM のグレースケール標準表示関数です。
- GSDF は、人間の視覚特性を考慮した階調表示の標準です。
- 医用画像モニタの品質管理では、GSDF 適合性を確認します。
- MPPSは検査実施情報、MWMは検査予定情報に関係します。
- LUTは変換表であり、GSDF そのものではありません。