72AM84|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第72回

デジタルトモシンセシスについて正しいのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

トモシンセシスの限定角度投影、FPD、再構成断面、角度範囲と深さ分解能の関係を整理します。

解説

デジタルトモシンセシスは、X線管を限定された角度範囲で移動させながらFPDで多方向の投影を取得し、一組の投影から受像面に平行な多数の断面を再構成します。投影角度範囲が広いほど奥行方向の位置分離は向上します。

選択肢の確認

1

1.CR 受像器を用いる。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 連続した多方向投影の高速取得には一般にFPDを用い、カセッテ式CR受像器ではありません。

2

2.多方向から撮影する。

判定:正答(記述は正しい)。 X線管を走査し、被写体を異なる角度から複数回撮影することが原理です。

3

3.受像器に垂直な断層像を得る。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 再構成するのは基本的に受像器に平行な異なる深さの断面であり、垂直断面とはしません。

4

4.断層面の数と同数の撮影を繰り返す。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 一回の管球走査で得た投影群から多数断面を計算するため、断面ごとの撮影は不要です。

5

5.スライス厚分解能は投影角度には依存しない。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 角度範囲が広いほど深さ方向のぼけが小さくなるので、スライス厚分解能は投影角度に依存します。

覚えるポイント

  • 限定角度の多方向投影→FPD→多断面再構成の順です。
  • 投影角が広いほど深さ方向の分解能は高くなります。

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