74PM9|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
デジタルトモシンセシスで正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
限られた角度から得た多数の投影を再構成し、複数断層面を作る方式を理解します。
解説
デジタルトモシンセシスはX線管を限定角度で移動させながらパルス状に複数投影を収集し、FPD画像から受像器と平行な多数の断層面を再構成します。1回の収集から任意深度の断層像が得られる点が特徴です。振れ角が大きいほど面外構造のぼけが増して断層厚は薄くなります。
選択肢の確認
1
1.運動撮影中は X 線を連続照射する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 管球移動中は通常パルスX線で複数投影を得るため、連続照射を必須とはしません。
2
2.受像器はイメージングプレートである。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 高速に多数投影を読み出すFPDを受像器に用い、イメージングプレートではありません。
3
3.断層厚は振れ角が大きいほど厚くなる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 振れ角が大きいほど面外像の移動が大きくなり、断層厚は薄くなります。
4
4.受像器に対して垂直の断層面が得られる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 再構成される断層面は受像器面と概ね平行で、垂直面という説明は誤りです。
5
5.1回の撮影で同時に複数の断層面が得られる。
判定:正答(記述は正しい)。 一連の投影データを再利用し、1回の撮影で深さの異なる複数断層面を作成できます。
覚えるポイント
- トモシンセシスは限定角度・多方向投影・FPD・多断面再構成です。
- 振れ角が大きいほど断層厚は薄くなります。
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