74PM10|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
乳房用 X 線装置で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
乳房撮影装置の胸壁側配置をヒール効果と結び付け、窓材・フィルタ・焦点も確認します。
解説
乳房は胸壁側ほど厚いため、ヒール効果で線量が大きい陰極側を胸壁側へ配置し、乳頭側に陽極を置きます。放射窓には低エネルギーX線を吸収しにくいBeを、付加フィルタにはMo、Rh、Agなどを用います。拡大撮影は幾何学的不鮮鋭を抑えるため約0.1 mmの小焦点を用います。
選択肢の確認
1
1.放射窓には Mo が使用される。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 放射窓は低エネルギー成分を保つ薄いBeが代表的で、Moは主にターゲットや付加フィルタに用います。
2
2.胸壁側に陰極が配置されている。
判定:正答(記述は正しい)。 胸壁側の厚い乳腺へ高強度側を向けるため、陰極を胸壁側に配置します。
3
3.付加フィルタとして Be を用いる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 Beは放射窓材料であり、スペクトル整形の付加フィルタにはMoやRhなどを用います。
4
4.圧迫板は 300 N を超えた加圧が可能である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 圧迫力には安全上の上限があり、300 Nを超える加圧を許容する装置ではありません。
5
5.拡大撮影用焦点サイズは 0.3 mm 程度である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 拡大撮影では約0.1 mmの小焦点を用い、0.3 mmは通常撮影用の大焦点に相当します。
覚えるポイント
- 乳房撮影は陰極=胸壁側、陽極=乳頭側です。
- Be窓、Mo/Rh等のフィルタ、拡大撮影は約0.1 mm小焦点です。
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