73AM7|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
インバータ式 X 線装置のインバータ周波数を高くしたとき、誤っているのはど れか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
インバータ高周波化の利点と損失の増加を分けます。
解説
周波数を上げると変圧器1周期当たりに必要な磁束変化が小さくなり、鉄心を小型化でき、管電圧リプルも減らせます。一方、単位時間当たりの磁化反転やスイッチング回数が増えるため鉄損・スイッチング損失は増加し得ます。
選択肢の確認
1
1.誘起起電力が高くなる。
判定:正答ではない(記述は正しい)。 同じ磁束条件では周波数上昇により誘起起電力を高められます。
2
2.高電圧変圧器が小型化できる。
判定:正答ではない(記述は正しい)。 必要鉄心断面積を減らせるため高電圧変圧器を小型化できます。
3
3.高電圧変圧器の鉄損が小さくなる。
判定:正答(記述は誤り)。 ヒステリシス損や渦電流損は高周波化で増えるため、「小さくなる」が誤りです。
4
4.管電圧のリプル百分率が小さくなる。
判定:正答ではない(記述は正しい)。 細かい高周波パルスで平滑化され、管電圧リプルは小さくなります。
5
5.電磁エネルギーが発生しやすくなる。
判定:正答ではない(記述は正しい)。 高周波スイッチングは電磁妨害を生じやすく、遮蔽やフィルタが必要です。
覚えるポイント
- 高周波化=小型・低リプル、ただし鉄損とEMIには不利です。
- 利点だけでなく変換損失も確認します。
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