73PM23|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
超音波検査において低い周波数から高い周波数のプローブに変えた場合に起こる のはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
同じ媒体で周波数を上げると、音速はほぼ一定のまま波長が短くなり、減衰と分解能が増加します。
解説
距離分解能は空間パルス長の約1/2で決まります。高周波プローブでは波長とパルス長が短くなるため、近接する反射体を深さ方向に分離しやすくなります。一方、吸収と散乱による減衰は周波数とともに大きくなります。
選択肢の確認
1
1.音速が低下する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 軟部組織内の音速は主に密度と体積弾性率で決まり、診断周波数へ変更してもほぼ一定です。
2
2.減衰が小さくなる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 生体組織の減衰係数はおおむね周波数に比例するため、高周波ほど減衰は大きくなります。
3
3.距離分解能が高くなる。
判定:正答(記述は正しい)。 高周波では波長と空間パルス長が短くなり、距離分解能が向上します。
4
4.組織の境界面での反射が強くなる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 境界面の強度反射係数は主に両媒体の音響インピーダンス差で決まり、周波数を上げるだけで必ず強くなるわけではありません。
5
5.超音波ビームの指向性が低下する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 同じ開口径なら波長が短い高周波ほどビームの発散角が小さく、指向性は高くなります。
覚えるポイント
- 高周波:短波長・高分解能・大減衰・浅部向きです。
- 音速と境界反射は周波数以外の媒体特性で主に決まります。
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