72AM85|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第72回

順行性と逆行性の両方の造影検査があるのはどれか。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

「順行性」と「逆行性」を、胆汁の流れと造影アプローチの向きで理解します。

解説

胆道造影には、肝側から経皮経肝的に造影するPTCなどの順行性アプローチと、十二指腸乳頭側からカテーテルを入れるERCPの逆行性アプローチがあります。したがって両方が成り立つのは総胆管です。

選択肢の確認

1

1.食 道

判定:正答ではない(記述は誤り)。 食道造影は通常、造影剤を口側から嚥下して行い、胆道のような順行性・逆行性の対は用いません。

2

2.膵 管

判定:正答ではない(記述は誤り)。 膵管はERCPで乳頭側から逆行性に造影するのが代表的で、本問が問う両方の定型的対象ではありません。

3

3.卵 管

判定:正答ではない(記述は誤り)。 卵管は子宮口から子宮腺を経て造影する子宮卵管造影が代表的です。

4

4.耳下腺

判定:正答ではない(記述は誤り)。 耳下腺管造影は口腔内のStensen管開口部からカテーテルを挿入します。

5

5.総胆管

判定:正答(記述は正しい)。 経皮経肝的に肝内胆管側から行う順行性造影と、乳頭側から行う逆行性造影のどちらでも描出できます。

覚えるポイント

  • 総胆管は肝側のPTCと乳頭側のERCPの両方から造影できます。
  • 方向の基準は生理的な胆汁流です。

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