74AM57|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
胎児期にみられる動脈管で大動脈と直接交通するのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
胎児循環の短絡路である動脈管の両端を確認します。
解説
胎児の動脈管は肺動脈幹または左肺動脈と下行大動脈を結ぶ血管です。胎児肺の血管抵抗が高いため、右心室から肺動脈へ出た血液の多くを大動脈へ短絡させます。出生後は酸素分圧上昇とプロスタグランジン低下で機能的に閉鎖し、動脈管索となります。
選択肢の確認
1
1.右心房
判定:正答ではない(記述は誤り)。 右心房と左心房を結ぶ胎児期の短絡は卵円孔であり、動脈管ではありません。
2
2.肺静脈
判定:正答ではない(記述は誤り)。 肺静脈は肺から左心房へ戻る血管で、動脈管の接続部ではありません。
3
3.肺動脈
判定:正答(記述は正しい)。 動脈管は肺動脈系と下行大動脈を直接つなぎ、胎児肺を迂回させます。
4
4.内胸動脈
判定:正答ではない(記述は誤り)。 内胸動脈は鎖骨下動脈から胸壁を下行する体循環の枝です。
5
5.肋間動脈
判定:正答ではない(記述は誤り)。 肋間動脈は胸壁へ分布する大動脈などの枝で、胎児短絡路ではありません。
覚えるポイント
- 動脈管=肺動脈−下行大動脈、卵円孔=右心房−左心房です。
- 出生後の動脈管は動脈管索、臍静脈は肝円索になります。
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