74AM56|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
視交叉に解剖学的に最も近い部位はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
トルコ鞍と視交叉の上下関係から、視交叉に最も近い構造を判断します。
解説
下垂体は蝶形骨のトルコ鞍に収まり、その直上に視交叉があります。このため下垂体腺腫が上方へ進展すると視交叉中央部を圧迫し、典型的には両耳側半盲を生じます。眼球は視神経を介して前方に、小脳・松果体・脳梁膨大部は視交叉より後方に位置します。
選択肢の確認
1
1.眼 球
判定:正答ではない(記述は誤り)。 眼球は眼窩内にあり、視神経で視交叉へ連なりますが、両者の間には距離があります。
2
2.小 脳
判定:正答ではない(記述は誤り)。 小脳は後頭蓋窩にあり、頭蓋底中央の視交叉から離れています。
3
3.下垂体
判定:正答(記述は正しい)。 下垂体は視交叉のすぐ下のトルコ鞍に位置し、選択肢中で最も近接します。
4
4.松果体
判定:正答ではない(記述は誤り)。 松果体は第三脳室後方の間脳背側にあり、視交叉より後上方です。
5
5.脳梁膨大部
判定:正答ではない(記述は誤り)。 脳梁膨大部は脳梁の後端で、前頭蓋底近くの視交叉とは離れています。
覚えるポイント
- 視交叉の直下は下垂体、下垂体の下は蝶形骨洞です。
- 下垂体腫瘍による視交叉圧迫では両耳側半盲が典型です。
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