74PM51|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
腹腔内で最も尾側にあるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
腹膜腔の最下部を、男性・女性の骨盤腹膜窩の位置から判断します。
解説
立位では腹腔内液体は重力で骨盤腔の最も低い腹膜窩へ貯留します。女性では子宮と直腸の間にある直腸子宮窩、すなわちDouglas窩が最も尾側です。横隔下腔、傍結腸溝、Morison窩は上腹部〜側腹部にあり、膀胱上窩もDouglas窩より頭側です。
選択肢の確認
1
1.横隔下腔
判定:正答ではない(記述は誤り)。 横隔下腔は横隔膜と肝・脾の間の上腹部腹膜腔で、最も尾側ではありません。
2
2.傍結腸溝
判定:正答ではない(記述は誤り)。 傍結腸溝は上腹部と骨盤を連絡する側腹部の通路で、骨盤底の窩より頭側です。
3
3.膀胱上窩
判定:正答ではない(記述は誤り)。 膀胱上窩は膀胱上面にありますが、直腸子宮窩ほど尾側の腹膜陥凹ではありません。
4
4.Douglas〈ダグラス〉窩
判定:正答(記述は正しい)。 Douglas窩は女性で子宮後方・直腸前方にある、腹膜腔の最も尾側の陥凹です。
5
5.肝腎陥凹(Morison〈モリソン〉窩)
判定:正答ではない(記述は誤り)。 Morison窩は肝右葉と右腎の間にある肝腎陥凹で、仰臥位液体貯留部ですが上腹部です。
覚えるポイント
- 女性の腹膜腔最下部=Douglas窩〈直腸子宮窩〉です。
- Morison窩は肝腎間で、仰臥位の腹水・出血評価に重要です。
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