78AM84|第78回 診療放射線技師国家試験 過去問
エックス線撮影技術学X線撮影技術撮影体位
剣状突起よりも尾側に位置するのはどれか。
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正解: 5
正答
5.肋骨弓下縁
問題のポイント
「尾側」とは、体の下方、足側という意味です。
この問題では、剣状突起より下にある体表指標を選びます。
剣状突起は胸骨の最下端にある部分で、胸骨体の下方、みぞおち付近に触れる構造です。
なぜ肋骨弓下縁が正しいか
肋骨弓は、第7〜第10肋軟骨が作る弓状の構造です。
肋骨弓下縁は、剣状突起よりも外側から下方へ向かって走るため、剣状突起より尾側に位置する部位として考えられます。
したがって、5.肋骨弓下縁、が正しいです。
他の選択肢との区別
1.胸骨上窩
誤りです。
胸骨上窩は胸骨柄の上方、頸部下端にあるくぼみです。
剣状突起よりかなり頭側です。
2.喉頭隆起
誤りです。
喉頭隆起はいわゆる「のどぼとけ」で、頸部にあります。
剣状突起より頭側です。
3.乳様突起
誤りです。
乳様突起は側頭骨の一部で、耳の後ろに触れる骨性隆起です。
頭部にあるため、剣状突起より頭側です。
4.肩甲骨下縁
誤りです。
肩甲骨下縁、特に肩甲骨下角は背部でおおむね第7肋骨付近の高さに位置します。
剣状突起より明らかに尾側の指標としては、肋骨弓下縁がより適切です。
5.肋骨弓下縁
正しいです。
胸郭下部にあり、剣状突起より尾側に位置します。
覚えるポイント
代表的な体表指標の上下関係は、頭側から次のように整理できます。
- 乳様突起:耳の後ろ
- 喉頭隆起:頸部
- 胸骨上窩:胸骨柄の上
- 剣状突起:胸骨の最下端
- 肋骨弓下縁:胸郭下縁
本問では、剣状突起より尾側にある肋骨弓下縁が正答です。