78AM85第78回 診療放射線技師国家試験 過去問

エックス線撮影技術学X線撮影技術X線撮影

頭部 X 線撮影法と観察目的の組合せで正しいのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 5

正答

5.Waters〈ウォータース〉法 頰骨

問題のポイント

頭部X線撮影法は、撮影法ごとに観察目的が決まっています。

この問題では、代表的な頭部撮影法と、観察する部位の組合せを確認します。

なぜWaters法と頰骨が正しいか

Waters〈ウォータース〉法は、後頭前頭方向で頭部を後屈させて撮影する方法です。

主に、

  • 上顎洞
  • 顔面骨
  • 眼窩底
  • 頰骨
  • 頰骨弓

などの観察に用いられます。

したがって、Waters法と頰骨の組合せは正しいです。

他の選択肢との区別

1.Caldwell〈コールドウェル〉法 大後頭孔
誤りです。
Caldwell法は、前頭洞、篩骨洞、眼窩、錐体上縁などの観察に用いられます。
大後頭孔の観察には、Towne法などが関係します。

2.Rhese〈レーゼ〉法 三半規管
誤りです。
Rhese法は、視神経管の観察に用いられる代表的な撮影法です。
三半規管の観察目的としては不適切です。

3.Schüller〈シュラー〉法 視神経管
誤りです。
Schüller法は、側頭骨、乳突蜂巣、顎関節などの観察に用いられます。
視神経管にはRhese法が代表的です。

4.Stenvers〈ステンバース〉法 トルコ鞍
誤りです。
Stenvers法は、側頭骨錐体部、内耳道、半規管などの観察に用いられます。
トルコ鞍の撮影には頭部側面撮影などが関係します。

5.Waters〈ウォータース〉法 頰骨
正しいです。
Waters法は副鼻腔や顔面骨、頰骨の観察に用いられます。

覚えるポイント

代表的な頭部撮影法は、観察目的とセットで覚えます。

  • Caldwell法:前頭洞、篩骨洞、眼窩
  • Waters法:上顎洞、頰骨、顔面骨
  • Rhese法:視神経管
  • Schüller法:乳突蜂巣、側頭骨、顎関節
  • Stenvers法:側頭骨錐体部、内耳道、半規管
  • Towne法:大後頭孔、後頭骨

本問では、Waters法と頰骨の組合せが正しいため、正答は5です。

関連問題

78AM8478AM86
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)