74PM66|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
放射線感受性が最も高いのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
眼組織の放射線感受性を比較し、水晶体混濁・白内障を代表的組織反応として押さえます。
解説
水晶体上皮細胞は放射線感受性が高く、被ばく後に異常な水晶体線維が後嚢下へ蓄積して白内障を生じます。ICRPは水晶体の組織反応に低いしきい線量を考慮し、職業被ばくの等価線量限度を厳しく設定しています。角膜・結膜・網膜・視神経にも障害は起こり得ますが、この中では水晶体が最も高感受性です。
選択肢の確認
1
1.角 膜
判定:正答ではない(記述は誤り)。 角膜障害は比較的高線量で生じ、水晶体白内障より感受性が高い組織ではありません。
2
2.結 膜
判定:正答ではない(記述は誤り)。 結膜炎は急性反応として起こり得ますが、低線量から問題となる水晶体より高感受性ではありません。
3
3.網 膜
判定:正答ではない(記述は誤り)。 網膜症は血管障害を背景に遅発性に生じ、しきい線量は水晶体より高い傾向です。
4
4.視神経
判定:正答ではない(記述は誤り)。 視神経障害は重篤な晩期障害ですが、比較的高線量域で問題になります。
5
5.水晶体
判定:正答(記述は正しい)。 水晶体は放射線誘発白内障を起こしやすく、選択肢中で最も感受性が高い組織です。
覚えるポイント
- 眼の放射線防護で特に重要な高感受性組織は水晶体です。
- 水晶体障害は後嚢下白内障として現れ、線量限度が設定されています。
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