74PM65|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
LQ モデルを用いて、過分割照射を通常分割照射と比較した。 過分割照射の腫瘍効果、早期反応および晩期反応の組合せで正しいのはどれか。 腫瘍効果 早期反応 晩期反応
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
過分割照射で1回線量を下げ、総線量を増やしたときの腫瘍・早期・晩期反応をLQモデルで追います。
解説
過分割照射は1回線量を小さくして1日2回などで照射し、治療期間を大きく延ばさず総線量を増加させます。低α/β比の晩期反応組織は1回線量低下で保護されるため、総線量増加後も晩期反応を通常分割と同等に保てます。一方、腫瘍と高α/β比の早期反応組織には総線量増加が効き、腫瘍効果と早期反応は増強します。
選択肢の確認
1
1.増 強 軽 減 増 強
判定:正答ではない(記述は誤り)。 晩期反応は1回線量低下で抑えられるため、増強するという組合せではありません。
2
2.増 強 増 強 増 強
判定:正答ではない(記述は誤り)。 腫瘍・早期反応は増強しても、晩期反応まで同時に増強させないことが過分割の狙いです。
3
3.増 強 増 強 同 等
判定:正答(記述は正しい)。 総線量増加で腫瘍効果と早期反応は増強し、低分割線量で晩期反応は同等に保つ組合せです。
4
4.同 等 軽 減 同 等
判定:正答ではない(記述は誤り)。 過分割では腫瘍への総線量を増やすため、腫瘍効果が同等という設定ではありません。
5
5.同 等 増 強 増 強
判定:正答ではない(記述は誤り)。 晩期反応を増強させずに治療可能比を改善するので、腫瘍同等・晩期増強という関係ではありません。
覚えるポイント
- 過分割=小分割線量・1日複数回・総線量増加です。
- 腫瘍効果↑、早期反応↑、晩期反応同等がLQモデル上の狙いです。
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