72PM39|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
通常分割照射での放射線治療において、脊髄の耐容線量[Gy]に最も近いのはど れか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
脊髄は一部の高線量が障害に直結する直列臓器であり、通常分割1.8〜2 Gyでの耐容線量は約50 Gy前後と理解します。
解説
通常分割照射で脊髄の最大線量を45〜50 Gy程度に抑えると、放射線脊髄症の発生リスクは低く保たれます。線量がさらに増えると数か月〜数年後に不可逆的な脱髄・壊死と麻痺を生じ得るため、脊髄は重要な線量制約臓器です。
選択肢の確認
1
1.10
判定:正答ではない(記述は誤り)。 10 Gyは通常分割の脊髄耐容線量として低すぎ、多くの根治的治療計画が不可能になります。
2
2.30
判定:正答ではない(記述は誤り)。 30 Gyは全脳照射などで用いられる総線量の例でもあり、脊髄の通常分割最大耐容はより高い範囲です。
3
3.50
判定:正答(記述は正しい)。 1回線量1.8〜2 Gyの通常分割で、放射線脊髄症のリスクが低い限界に近い値です。
4
4.70
判定:正答ではない(記述は誤り)。 70 Gyは脊髄にとって過大で、遅発性放射線脊髄症のリスクが高くなります。
5
5.100
判定:正答ではない(記述は誤り)。 100 Gyは通常分割でも脊髄へ許容できない極めて高い線量です。
覚えるポイント
- 脊髄の通常分割耐容線量は約50 Gy前後です。
- 直列臓器は小体積でも高線量の最大値が障害を左右します。
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