72PM40|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
定位放射線治療〈SRT〉で誤っているのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
SRTは定位的高精度照射を複数回に分割する治療で、多門・非共面照射と再現可能な非侵襲的固定を組み合わせます。
解説
SRTは小さい標的へ多方向から線量を集中し、正常組織線量を急激に低下させる方法です。脳内病変に加え、体幹部定位放射線治療SBRTも定位技術です。複数日の各回で同じ体位を再現するため、侵襲的な定位手術枠ではなく、熱可塑性マスクなどの再配置可能な固定具を用います。
選択肢の確認
1
1.多門照射で行う
判定:正答ではない(記述は正しい)。 異なる角度の多数ビームを標的で重ね、一入射方向の正常組織線量を分散させます。
2
2.分割照射で行う。
判定:正答ではない(記述は正しい)。 一回照射のSRSと異なり、SRTは高線量を通常2〜5回程度などの複数回に分割して照射します。
3
3.体幹部の照射を行う。
判定:正答ではない(記述は正しい)。 肺、肝、前立腺、脊椎などの小病変に体幹部定位放射線治療SBRTを行います。
4
4.定位的手術枠を用いる。
判定:正答(記述は誤り)。 頭蓋にピン固定する定位手術枠は主に一回照射SRSで用い、分割SRTでは毎回再現できる非侵襲的マスク固定が基本です。
5
5.ノンコプラナ照射で行う。
判定:正答ではない(記述は正しい)。 寝台回転も組み合わせた非共面ビームは入射方向を立体的に分散し、標的線量集中性を高めます。
覚えるポイント
- SRS=原則1回、SRT=分割、SBRT=体幹部の定位照射です。
- 分割SRTは非侵襲的で再現可能な固定とIGRTが重要です。
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