72AM40|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
放射線治療計画の線量分布図を別に示す。 この照射方法はどれか。

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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
乳房を挟む二方向のビームが胸壁にほぼ接して走り、肺・心臓を避ける線量分布を読みます。
解説
軸位CT上で二つの照射野が乳房・胸壁を内側と外側から挟み、ビーム中心軸が胸郭表面に接するよう配置されています。高線量域は左乳房に沿う一方、同側肺への進入は薄い領域に限られます。これは乳房温存術後などで用いる内外側接線照射の典型的分布です。
選択肢の確認
1
1.接線照射
判定:正答(記述は正しい)。 二門が胸壁に接して乳房を挟み、深部の肺・心臓をできるだけ外す配置です。
2
2.定位照射
判定:正答ではない(記述は誤り)。 定位照射は小標的へ多数方向から急峻に集中するため、この広い乳房全体の二門分布とは異なります。
3
3.振子照射
判定:正答ではない(記述は誤り)。 振子照射ならガントリを一定角度範囲で連続回転させた扇状の入射分布になります。
4
4.4門照射
判定:正答ではない(記述は誤り)。 4門照射では前後・左右など四方向のビーム境界が見られますが、画像は対向しない二つの接線野です。
5
5.直交2門照射
判定:正答ではない(記述は誤り)。 直交2門は二方向が約90度で交差しますが、ここでは内外側のビームが乳房を両側からほぼ平行に挟みます。
覚えるポイント
- 乳房接線照射は胸壁に沿う二門で、肺・心臓の線量を抑えます。
- 線量分布ではビーム本数だけでなく、入射方向と高線量域の形を読みます。
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