72AM69|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第72回

増殖が速い腫瘍の制御と正常臓器の障害緩和を目的とした分割照射方法はどれ か。

解答・解説を見る

正解: 5

正答

5

この問題のポイント

加速は総治療期間を短縮して腫瘍再増殖を抑え、多分割は1回線量を下げて晩期正常組織を保護します。

解説

増殖の速い腫瘍では治療中の加速再増殖を抑えるため総治療期間を短くします。一方、晩期反応正常組織は1回線量への依存が大きいため、小線量を1日複数回に分けます。この二つを同時に実現する加速多分割照射が、腫瘍制御と晩期障害軽減の両目的に合います。

選択肢の確認

1

1.寡分割照射

判定:正答ではない(記述は誤り)。 1回線量を大きく回数を減らすため治療期間は短くできますが、晩期正常組織の障害軽減という目的に反します。

2

2.多分割照射

判定:正答ではない(記述は誤り)。 1回線量を小さくして正常組織を保護しますが、総治療期間を必ず短縮する方式ではありません。

3

3.加速分割照射

判定:正答ではない(記述は誤り)。 総治療期間を短縮して腫瘍再増殖を抑えますが、通常1回線量のままでは多分割による晩期障害軽減を併せ持ちません。

4

4.通常分割照射

判定:正答ではない(記述は誤り)。 標準的な1日1回・週5回で、急速増殖への特別な期間短縮も1回線量低減もありません。

5

5.加速多分割照射

判定:正答(記述は正しい)。 小線量を1日複数回、かつ短い総期間で行うため、二つの放射線生物学的目的を両立します。

覚えるポイント

  • 加速=総期間短縮、多分割=1回線量低下、加速多分割=両方です。
  • 分割法は4Rのうち修復と再増殖のバランスで考えます。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。

関連問題

← 72AM6872AM70 →
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)