73PM41|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第73回

画像検査で腫瘤を同定できない低リスク前立腺癌の局所外部照射の治療計画で正 しいのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

低リスク前立腺癌の治療計画では、直腸・膜胱などをOARとし、肉眼的腫瘤を画像で同定できなくても前立腺全体をCTVに含めます。

解説

GTVは画像や触診で明らかな腫瘤容積です。本問では腫瘤を同定できないため、前立腺全体をGTVとするのではなく、顕微鏡的疾患を含むCTVとして設定します。CTVに体内移動とセットアップ誤差のマージンを加えてPTVとします。直腸は標的に隣接する主要OARです。

選択肢の確認

1

1.脊髄をリスク臓器〈OAR〉とした。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 脊髄は骨盤内の前立腺局所照射野から離れており、この治療の主要OARではありません。

2

2.直腸をリスク臓器〈OAR〉とした。

判定:正答(記述は正しい)。 直腸は前立腺後方に接し、高線量域が重なり得るため線量容積制約を設ける重要なOARです。

3

3.前立腺全体を肉眼的腫瘍体積〈GTV〉とした。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 画像検査で離散性の腫瘤を同定できない場合、前立腺全体は肉眼的GTVではなく、潜在疾患を含むCTVとして扱います。

4

4.前立腺に1cm のマージンを付加して臨床標的体積〈CTV〉とした。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 前立腺がそれ自体CTVとなることが多く、前立腺外へ1 cm付加した容積をCTVとするのではありません。位置誤差用マージンはPTVの段階で加えます。

5

5.計画標的体積〈PTV〉は臨床標的体積〈CTV〉と同じ体積とした。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 PTVはCTVに内部移動・セットアップ誤差マージンを加えた容積なので、通常CTVより大きくなります。

覚えるポイント

  • GTV=見える腫瘤、CTV=潜在進展を含む臨床標的、PTV=CTV+位置誤差マージンです。
  • 前立腺局所照射の主要OARは直腸と膜胱です。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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