72AM35|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第72回

放射線治療に用いる器具を別に示す。 この器具を用いて根治的放射線治療を行うのはどれか。

72AM35の問題画像
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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

画像の器具は頭頸部から肩を固定する熱可塑性シェルで、照射位置再現性が必要な頭頸部癌に用います。

解説

提示画像は加温して患者の顔面・頸部・肩の形へ成形し、治療台へ固定する頭頸肩用の熱可塑性マスクです。上咽頭癌では標的と脳幹、脊髄、耳下腺などが近接し、多門・強度変調照射を分割して行うため、毎回の頭頸部姿勢を高精度に再現する必要があります。

選択肢の確認

1

1.膵 癌

判定:正答ではない(記述は誤り)。 膵臓は腹部深部にあり、呼吸性移動対策や体幹固定を用いますが顔面シェルは治療部位を固定しません。

2

2.乳 癌

判定:正答ではない(記述は誤り)。 乳房では乳房ボード上で両上肢を挙上する固定が中心で、頭頸肩シェルを根治照射の標準器具とはしません。

3

3.子宮頸癌

判定:正答ではない(記述は誤り)。 子宮頸部は骨盤固定、膀胱・直腸内容の再現などが重要で、顔面を覆う器具の対象外です。

4

4.上咽頭癌

判定:正答(記述は正しい)。 上咽頭を含む頭頸部全体と肩を固定し、標的とリスク臓器の位置を分割照射ごとに再現できます。

5

5.胃悪性リンパ腫

判定:正答ではない(記述は誤り)。 胃病変は上腹部にあり、頭頸部固定用シェルでは標的の呼吸性・消化管移動を管理できません。

覚えるポイント

  • 熱可塑性シェルは頭頸部放射線治療の代表的固定具です。
  • 固定具は患者の動きを抑えるだけでなく、分割間の位置再現性を確保します。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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