72AM67|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
放射線治療において、水晶体の TD5/5(5年間で5%以下の障害が生じる線量) に最も近い線量[Gy]はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
水晶体は晩期の白内障を生じる比較的低い耐容線量のリスク臓器です。
解説
古典的な通常分割照射の正常組織耐容線量表では、水晶体のTD5/5は約10 Gyです。水晶体上皮細胞の障害後、異常な水晶体線維が後嚢下などへ蓄積して白内障を生じます。現代の線量制約は分割法や評価項目に応じてさらに慎重に設定されますが、本問は提示されたTD5/5表の値を問います。
選択肢の確認
1
1.10
判定:正答(記述は正しい)。 古典的TD5/5の約10 Gyに一致し、選択肢中で最も近い値です。
2
2.30
判定:正答ではない(記述は誤り)。 30 Gyは水晶体の白内障リスクを考える耐容値として高すぎます。
3
3.45
判定:正答ではない(記述は誤り)。 45 Gyは脊髄など他の晩期反応組織の制約に近い領域で、水晶体には高すぎます。
4
4.60
判定:正答ではない(記述は誤り)。 60 Gyまで水晶体を許容することはできず、白内障リスクが著しく高くなります。
5
5.80
判定:正答ではない(記述は誤り)。 80 Gyは多くの正常組織で重大障害を生じる高線量で、水晶体TD5/5ではありません。
覚えるポイント
- 本問の古典的TD5/5:水晶体約10 Gyです。
- 耐容線量は照射体積、1回線量、総治療期間、評価する有害事象で変わります。
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