72AM66|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第72回

胎児被ばくによって精神発達遅延が最も生じやすい受精からの時期はどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

受精後の時期を着床前期、器官形成期、胎児期に分け、中枢神経の最大感受性期を確認します。

解説

放射線による重篤な精神発達遅延への感受性が最も高いのは、神経細胞の増殖・移動が盛んな受精後8〜15週です。15〜25週にも感受性は残りますが低下します。着床前の0〜2週は主にall-or-noneの胚死亡、2〜8週の器官形成期は主に形態異常が問題になります。

選択肢の確認

1

1.0〜2週

判定:正答ではない(記述は誤り)。 着床前期は多数細胞が失われれば胚死亡、生き残れば正常発生する「all-or-none」が中心です。

2

2.2〜4週

判定:正答ではない(記述は誤り)。 器官形成期で主要臓器の形態異常が問題となり、精神発達遅延の最大感受性期ではありません。

3

3.8〜15週

判定:正答(記述は正しい)。 中枢神経の発達が特に活発な時期で、精神発達遅延のしきい線量が最も低く、線量当たりのリスクも大きい期間です。

4

4.15〜25週

判定:正答ではない(記述は誤り)。 15〜25週にも中枢神経影響は起こり得ますが、8〜15週より感受性は低下します。

5

5.25週以降

判定:正答ではない(記述は誤り)。 25週以降は重篤な精神発達遅延への感受性が大きく低下します。

覚えるポイント

  • 0〜2週=胚死亡、2〜8週=形態異常、8〜15週=精神発達遅延が最大です。
  • 時期別の主影響と、一番敏感な8〜15週を対で覚えます。

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