74PM67|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
ヒトが全身被ばくした際の線量と急性死の主因となる器官との組合せで正しいの はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
全身急性放射線症候群を、骨髄・消化管・中枢神経の線量域へ対応させます。
解説
全身への数Gyでは造血幹細胞障害による骨髄死、約10〜数十Gyでは腸上皮幹細胞障害による消化管死、数十〜100 Gy以上では神経血管障害による中枢神経死が主因になります。15 Gyは消化管症候群の線量域で、激しい下痢、脱水、感染などから短期間に死亡し得ます。
選択肢の確認
1
1.5 Gy 中枢神経
判定:正答ではない(記述は誤り)。 5 Gyでは主に骨髄症候群が問題となり、中枢神経死の線量域ではありません。
2
2.15 Gy 中枢神経
判定:正答ではない(記述は誤り)。 15 Gyは中枢神経症候群より低く、消化管上皮の壊滅による腸管死が中心です。
3
3.15 Gy 腸 管
判定:正答(記述は正しい)。 15 Gyの全身被ばくでは消化管症候群が主となり、腸管障害が急性死の原因になります。
4
4.100 Gy 腸 管
判定:正答ではない(記述は誤り)。 100 Gyでは消化管障害も生じますが、より早い神経血管・中枢神経障害が死因を支配します。
5
5.100 Gy 骨 髄
判定:正答ではない(記述は誤り)。 100 Gyは骨髄死よりはるかに高い線量で、中枢神経症候群による早期死亡が主です。
覚えるポイント
- 数Gy=骨髄、約10〜数十Gy=消化管、数十〜100 Gy以上=中枢神経です。
- 高線量ほど発症・死亡までの時間が短くなります。
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