74PM37|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
子宮頸癌術後照射の急性期有害事象はどれか。
解答・解説を見る
正解: 5
正答
5
この問題のポイント
術後骨盤照射で起こる急性有害事象と、数か月〜年後の晩期有害事象を区別します。
解説
子宮頸癌術後の骨盤照射では、照射期間中から終了直後に腸管症状、膀胱刺激症状、皮膚炎、骨髄抑制などが起こり得ます。骨盤骨髄が広く照射されるため白血球減少は代表的な急性反応です。腸閉塞、下肢リンパ浮腫、直腸・膀胱出血は線維化や血管障害を背景に遅れて生じる晩期障害です。
選択肢の確認
1
1.腸閉塞
判定:正答ではない(記述は誤り)。 腸閉塞は癒着・線維化や狭窄に関連する遅発性合併症で、代表的急性反応ではありません。
2
2.下肢浮腫
判定:正答ではない(記述は誤り)。 下肢浮腫はリンパ節郭清や照射後のリンパ流障害で遅れて起こることが多い有害事象です。
3
3.直腸出血
判定:正答ではない(記述は誤り)。 直腸出血は放射線性直腸炎の晩期粘膜・血管障害として問題になります。
4
4.膀胱出血
判定:正答ではない(記述は誤り)。 膀胱出血は晩期の放射線性膀胱炎でみられ、治療期間中の典型的急性反応ではありません。
5
5.白血球減少
判定:正答(記述は正しい)。 骨盤骨髄への照射で造血が抑制され、照射中に白血球減少を生じ得ます。
覚えるポイント
- 急性=骨髄抑制・下痢・膀胱刺激症状、晩期=出血・狭窄・浮腫です。
- 急性反応は増殖の速い組織、晩期反応は血管・間質障害が中心です。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。