74PM36|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
限局性脳腫瘍の放射線治療で全脊髄照射を必要とするのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
髄液播種しやすい脳腫瘍では局所だけでなく全脳全脊髄照射が必要になることを理解します。
解説
髄芽腫は小児の後頭蓋窩に好発する胎児性腫瘍で、髄液を介して脳・脊髄くも膜下腔へ播種しやすいため、リスクに応じて全脳全脊髄照射と原発巣への追加照射を行います。髄膜腫、膠芽腫、下垂体腺腫、聴神経鞘腫は通常、病変局所を中心とした照射を行います。
選択肢の確認
1
1.髄芽腫
判定:正答(記述は正しい)。 髄芽腫は髄液播種の頻度が高く、全脳全脊髄照射を含む治療が標準となる代表です。
2
2.髄膜腫
判定:正答ではない(記述は誤り)。 髄膜腫は多くが限局性で、必要時も腫瘍床や局所を照射し全脊髄照射は通常行いません。
3
3.膠芽腫
判定:正答ではない(記述は誤り)。 膠芽腫は浸潤性ですが、標準は腫瘍床周囲への局所照射で全脊髄照射ではありません。
4
4.下垂体腺腫
判定:正答ではない(記述は誤り)。 下垂体腺腫は鞍内・傍鞍部の局所病変として定位照射などを行います。
5
5.聴神経鞘腫
判定:正答ではない(記述は誤り)。 聴神経鞘腫は小脳橋角部の限局性腫瘍で、定位放射線治療の対象となります。
覚えるポイント
- 髄芽腫は髄液播種を考慮し、全脳全脊髄照射を行います。
- 他の限局性良性脳腫瘍は局所照射が基本です。
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