73AM44|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
乳房温存療法における患側全乳房照射後の有害事象はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
全乳房照射野に近接する臓器から有害事象を判断します。
解説
乳房接線照射では、胸壁直下の同側肺の一部が照射野に含まれます。そのため急性期後から数か月に放射線肺臓炎を生じ得ます。皮膚炎も代表的ですが、選択肢中では肺臓炎です。
選択肢の確認
1
1.食道炎
判定:正答ではない(記述は誤り)。 食道は通常の乳房接線照射野の主要高線量臓器ではありません。
2
2.脊髄炎
判定:正答ではない(記述は誤り)。 脊髄は乳房の前方接線野から遠く、通常の全乳房照射後に脊髄炎を生じる線量を受けません。
3
3.肺臓炎
判定:正答(記述は正しい)。 同側肺の一部が接線野に入るため、放射線肺臓炎が発生し得ます。
4
4.甲状腺炎
判定:正答ではない(記述は誤り)。 甲状腺は全乳房照射の主照射野外で、典型的有害事象は甲状腺炎ではありません。
5
5.唾液腺炎
判定:正答ではない(記述は誤り)。 唾液腺は頭頸部照射で問題になる臓器で、乳房照射野に含まれません。
覚えるポイント
- 全乳房照射の主な局所有害事象は皮膚炎と放射線肺臓炎です。
- 左乳房では心臓線量も低減します。
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