75AM71|第75回 診療放射線技師国家試験 過去問
X線管から発生したエネルギースペクトルを図に示す。 正しいのはどれか。

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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この設問では、次の知識を判断の軸にします:X線スペクトル端エネルギー[keV]は管電圧[kV]に対応します。
解説
公式スペクトルの連続X線端は80 keVなので管電圧は約80 kVです。約59 keVと67 keV付近の鋭いKα・Kβピークはタングステンの特性X線に一致します。低エネルギーのL線は濾過後スペクトルでは明瞭でありません。
選択肢の確認
1
1.管電圧は100 kVである。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 最大光子エネルギーが約80 keVなので管電圧は100 kVではありません。
2
2.付加フィルタの吸収端が観察される。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 吸収端なら段差状変化を示しますが、図の鋭いピークは特性X線です。
3
3.K特性X線とL特性X線が観察される。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 観察される高いピークはK特性線で、低エネルギーのL特性線は図に現れていません。
4
4.タングステンターゲットから発生したX線である。
判定:正答(記述は正しい)。 59・67 keV付近のK特性線はタングステンターゲットの指標です。
5
5.連続スペクトルより線スペクトルの発生した割合が多い。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 面積の主体は制動放射連続スペクトルで、線スペクトルの方が多いわけではありません。
覚えるポイント
- X線スペクトル端エネルギー[keV]は管電圧[kV]に対応します。
- タングステンKαは約59 keV、Kβは約67 keVです。
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