73AM15|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
MRI 検査室内に白い煙のようなものが認められた。 発生原因として考えられるのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
MRI室の白煙をクエンチによるヘリウム放出と判断します。
解説
超伝導状態が失われるクエンチでは液体ヘリウムが急速に沸騰します。冷たいヘリウムで空気中水分が凝結して白煙状に見え、酸素欠乏を生じ得ます。
選択肢の確認
1
1.液体ヘリウムが気化した。
判定:正答(記述は正しい)。 クエンチで液体ヘリウムが急速気化した所見として典型的です。
2
2.装置の静磁場強度が上昇した。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 静磁場強度上昇だけでは白煙は生じません。
3
3.検査室内の酸素濃度が上昇した。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ヘリウム放出では酸素濃度は上昇せず、置換により低下し得ます。
4
4.床にこぼれた造影剤が気化した。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ガドリニウム造影剤が室温で白煙を生じるほど気化することはありません。
5
5.検査台が RF パルスによって発熱した。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 RF加熱は局所熱傷の原因ですが、検査室全体の白煙を説明しません。
覚えるポイント
- 白煙+MRI=クエンチをまず疑います。
- 退避、換気、酸素欠乏への対応を優先します。
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