73AM71|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
X 線管での制動 X 線の発生で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
制動X線の全強度と発生効率が、管電流・管電圧・ターゲット原子番号にどう依存するかを分けます。
解説
近似的に制動X線の全強度はI∝Z·i·V²、電子の運動エネルギーに対するX線変換効率はη∝Z·Vと表せます。したがって全強度はターゲット原子番号Zに比例します。
選択肢の確認
1
1.発生効率は管電流に比例する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 管電流を増やすとX線量は増えますが、入射電子のエネルギーあたりの変換効率は管電流に比例しません。
2
2.全強度は管電流の2乗に比例する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 全強度は管電流iの1乗に比例し、2乗ではありません。
3
3.発生効率は管電圧の2乗に比例する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 制動X線発生効率は近似的に管電圧Vの1乗に比例し、V²に比例するのは全強度の関係です。
4
4.全強度はターゲット物質の原子番号に比例する。
判定:正答(記述は正しい)。 全強度は高Z物質ほど制動放射を生じやすく、Zに比例します。
5
5.発生効率はターゲット物質の温度に反比例する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 発生効率を決める主因子はZとVであり、ターゲット温度の逆数に比例する関係ではありません。
覚えるポイント
- 全強度∝Z·i·V²、発生効率∝Z·Vです。
- 管電流はX線量を増やしますが、変換効率自体を増やしません。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。