75PM33|第75回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第75回

核医学画像に対するフィルタ処理について正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この設問では、次の知識を判断の軸にします:ランプフィルタは逆投影のぼけを補償します。

解説

単純逆投影は点の投影を各方向へ塗り戻すため、1/r型のぼけを生じます。周波数に比例するランプフィルタを逆投影前に適用すると、このぼけを補償できます。GaussianとButterworthは主に低域通過で雑音を抑えます。

選択肢の確認

1

1.Gaussian フィルタにより画像の輪郭が強調される。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 Gaussianフィルタは高周波を抑えて平滑化し、輪郭強調用ではありません。

2

2.Butterworth フィルタはハイパスフィルタの一種である。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 Butterworthフィルタは遮断周波数と次数を持つ低域通過フィルタです。

3

3.周波数空間でのフィルタ処理は重畳積分により行われる。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 周波数空間でのフィルタ処理はスペクトルの乗算で行い、重畳積分は実空間で対応します。

4

4.ramp フィルタにより逆投影法で生じるボケが除去される。

判定:正答(記述は正しい)。 ランプフィルタは単純逆投影の低周波側のぼけを補正します。

5

5.Wiener フィルタのパラメータには繰り返し数とサブセット数がある。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 繰返し数とサブセット数はOSEM再構成のパラメータで、Wienerフィルタのパラメータではありません。

覚えるポイント

  • ランプフィルタは逆投影のぼけを補償します。
  • GaussianとButterworthは雑音抑制に用いる低域通過フィルタです。

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