75PM41|第75回 診療放射線技師国家試験 過去問
小細胞肺癌の治療で正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この設問では、次の知識を判断の軸にします:限局型小細胞肺癌は化学療法と胸部照射を併用します。
解説
限局型小細胞肺癌は早期から全身病として扱い、シスプラチン等の化学療法と胸部照射を同時併用します。完全寛解等の良好な反応が得られた症例では、脳転移を減らすため予防的全脳照射を検討します。
選択肢の確認
1
1.限局期では化学療法併用の寡分割照射が推奨される。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 限局型の標準的胸部照射は1日2回の加速過分割等であり、単なる寡分割を推奨する記述ではありません。
2
2.大動脈浸潤がある場合は外科切除が第一選択である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 大動脈浸潤は局所進行病変で、外科切除を第一選択とはしません。
3
3.縦隔リンパ節転移がある場合は定位照射の適応である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 縦隔リンパ節転移を伴う限局型は広い予防領域を含む化学放射線療法の対象で、定位照射の標準適応ではありません。
4
4.遠隔転移がある場合は根治的放射線療法が第一選択である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 遠隔転移がある進展型では全身薬物療法が中心で、胸部根治照射を第一選択とはしません。
5
5.限局期の初回治療で完全寛解が得られた場合には予防的全脳照射を行う。
判定:正答(記述は正しい)。 限局型の初回治療で完全寛解が得られた場合は、予防的全脳照射により脳転移を抑制します。
覚えるポイント
- 限局型小細胞肺癌は化学療法と胸部照射を併用します。
- 良好な初回治療反応後は予防的全脳照射を検討します。
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