73PM44|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
肺癌の放射線治療について正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
肺癌の放射線治療は病期と組織型に応じ、早期非小細胞肺癌へのSBRTや局所進行例への化学放射線治療を行います。
解説
体幹部定位放射線治療は、小さい早期非小細胞肺癌に対して多方向から大線量を高精度に集中します。手術困難例の標準的根治選択肢です。局所進行非小細胞肺癌では一般に小線源ではなく外照射と化学療法の同時併用を検討します。放射線肺臓炎は通常、照射後数週〜数か月に発症します。
選択肢の確認
1
1.進行期肺癌の治癒率は 80%程度である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 進行期肺癌は遠隔転移や広範進展を伴い、治癒率80%程度といえる病態ではありません。
2
2.局所進行性の非小細胞肺癌には小線源治療が標準治療である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 局所進行非小細胞肺癌の標準は根治的外照射と化学療法の組合せで、小線源治療ではありません。
3
3.早期の非小細胞肺癌には体幹部定位放射線治療の適応がある。
判定:正答(記述は正しい)。 早期非小細胞肺癌、特に手術困難例は、局所へ高線量を集中する体幹部定位放射線治療の適応です。
4
4.放射線肺臓炎は放射線治療から数年後に発症のピークがある。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 症候性放射線肺臓炎のピークは照射後数か月で、数年後に主に問題となるのは慢性放射線線維化です。
5
5.肺の病巣へ放射線治療を行う場合に化学療法の併用は禁忌である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 化学療法は放射線増感効果を期待して外照射と同時併用することがあり、肺病巣照射の一律禁忌ではありません。
覚えるポイント
- 早期非小細胞肺癌=SBRTの適応です。
- 局所進行非小細胞肺癌=外照射と化学療法の同時併用を検討します。
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