73AM36|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
原子炉を利用した放射線治療で用いる放射線はどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
原子炉が提供する中性子を用いた治療を識別します。
解説
原子炉由来の中性子束は、ホウ素化合物を取り込ませた腫瘍に熱中性子を照射するホウ素中性子捕捉療法(BNCT)に用いられます。捕捉反応でα粒子とリチウム核が生じますが、入射する治療線束は中性子線です。
選択肢の確認
1
1.α 線
判定:正答ではない(記述は誤り)。 α線はホウ素捕捉反応後に局所で生じますが、原子炉から患者へ入射する線束ではありません。
2
2.β 線
判定:正答ではない(記述は誤り)。 β線内用療法は放射性医薬品によるもので、原子炉照射線束の答えではありません。
3
3.陽子線
判定:正答ではない(記述は誤り)。 陽子線はシンクロトロンやサイクロトロンで加速します。
4
4.炭素線
判定:正答ではない(記述は誤り)。 炭素線も重粒子線加速器で生成し、原子炉を線源としません。
5
5.中性子線
判定:正答(記述は正しい)。 原子炉はBNCTに利用できる中性子束を供給します。
覚えるポイント
- BNCTの入射線束は中性子、細胞内で発生する高LET粒子はα粒子などです。
- 陽子線・炭素線は加速器で作ります。
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