73PM3|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
放射性核種の分離法のうち、反跳効果を利用したものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 5
正答
5
この問題のポイント
核反応時の反跳で化学結合が切れることを利用する分離法を選びます。
解説
Szilard–Chalmers法では、中性子捕獲などで生じた核の反跳エネルギーが分子内の化学結合を切断します。反跳した放射性原子と未反応の安定原子が異なる化学形になるため、化学的に分離して比放射能を高められます。
選択肢の確認
1
1.遠心分離法
判定:正答ではない(記述は誤り)。 遠心分離法は密度や粒子径の差と遠心力を用い、核反応の反跳は用いません。
2
2.電気泳動法
判定:正答ではない(記述は誤り)。 電気泳動法は荷電粒子の電場中の移動度差を利用します。
3
3.昇華・蒸留法
判定:正答ではない(記述は誤り)。 昇華・蒸留法は蒸気圧や沸点の差を利用する物理的分離です。
4
4.ラジオコロイド法
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ラジオコロイド法はコロイド粒子への吸着などを利用します。
5
5.Szilard-Chalmers〈ジラード・チャルマー〉法
判定:正答(記述は正しい)。 Szilard–Chalmers法は核反応の反跳で化学結合を切断し、生成核種を化学的に分離します。
覚えるポイント
- 反跳効果=Szilard–Chalmers法(ホットアトム法)です。
- 核反応後の化学結合切断が分離の出発点です。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。