76PM52|第76回 診療放射線技師国家試験 過去問
基礎医学大要生活習慣病、疾病予防生活習慣病の動向と対策
生活習慣病はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、生活習慣病に含まれる疾患を選びます。
生活習慣病は、食事、運動、喫煙、飲酒、休養などの生活習慣が発症や進行に関係する疾患群です。
選択肢の中では がんが生活習慣病に含まれます。
解説
生活習慣病は、以前は成人病と呼ばれていた疾患群を、生活習慣との関係に注目して整理した概念です。
代表的な生活習慣病には、次のようなものがあります。
- がん
- 心疾患
- 脳血管疾患
- 2 型糖尿病
- 高血圧症
- 脂質異常症
- 肥満
- 慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉
- 歯周病
がんは、喫煙、飲酒、食事、感染、肥満、運動不足などのさまざまな要因が発症リスクに関係します。そのため、生活習慣病として扱われます。
一方、1 型糖尿病は自己免疫などにより膵 β 細胞が破壊される疾患で、生活習慣との関連が中心ではありません。生活習慣病としては主に 2 型糖尿病を考えます。
肥大型心筋症は遺伝的要因が関係することが多い心筋疾患です。重症筋無力症や慢性関節リウマチは自己免疫疾患として理解します。
ひっかけポイント
糖尿病といっても、生活習慣病として代表的なのは 2 型糖尿病です。
1 型糖尿病は自己免疫性機序が中心で、生活習慣病として選ぶものではありません。
選択肢の確認
1.正しい。
がんは、喫煙、飲酒、食生活、肥満、運動不足などの生活習慣が発症リスクに関係するため、生活習慣病に含まれます。
2.誤り。
1 型糖尿病は、自己免疫などにより膵 β 細胞が障害される疾患です。生活習慣病として代表的なのは 2 型糖尿病です。
3.誤り。
肥大型心筋症は遺伝的要因が関係することが多い心筋疾患です。生活習慣病として分類する代表疾患ではありません。
4.誤り。
重症筋無力症は神経筋接合部に対する自己免疫疾患です。生活習慣病ではありません。
5.誤り。
慢性関節リウマチは自己免疫機序による慢性炎症性疾患です。生活習慣病として分類される疾患ではありません。
覚えるポイント
- 生活習慣病は生活習慣が発症・進行に関係する疾患群です。
- がんは生活習慣病に含まれます。
- 糖尿病では、生活習慣病として代表的なのは 2 型糖尿病です。
- 1 型糖尿病は自己免疫などが中心です。
- 重症筋無力症や慢性関節リウマチは自己免疫疾患として整理します。